今月、最初にして最後の休み。


あまりにも子供と遊んでないので何処かに連れて行くことにした。


長男と次男は　部活と試験発表中なんで、三男坊のみ。


三男坊に「何処に行きたい？」と聞くとスキーに行きたいとのこと。


そんなに遠くへはいけないので、香川県で唯一のスキー場


スノーパーク雲辺寺


に行くことにした。


雲辺寺は四国８８ヶ所霊場のひとつでロープウェイで登らなきゃならない。


家からは近いがロープウェイ代が余分にかかるのがツラいところ。 




とりあえず９時頃に家を出る。


ロープウェイ乗り場までは30分かからない。


そこから待ち時間もなくスムーズにロープウェイに搭乗する。


クソ田舎な三豊平野の大パノラマを眺めながら、約7分間の空中遊泳を楽しむ。


そこから徒歩で200メートル程歩くとスキー場に到着。


到着してすぐさまチビッコゲレンデにてリハビリを始める三男坊。


３回ほど滑って　いざメインゲレンデへ。


メインゲレンデ…全長260メートル。


他所のスキー場のチビッコゲレンデクラスだ。


普通に滑ると下まで１分かからない。





ちなみにゲレンデ以外には雪は全くない。




とりあえず滑る。


しこたま滑る。


あっという間に下に着くのでひたすら滑る。


三男坊も八の字で滑り倒す。


ボクがスノボなのでスキーの事は教えてあげられない。


なのでボーゲンのみ。


ほかの兄弟は全員スノボなのに、何故オマエはスキーをチョイスした？






混まぬようにと１１時過ぎにロッジで昼飯。


クソ高い半チャンラーメンセット×２（2000円）を食う。


昼飯を終えて、再びひたすら滑る。


３時頃、体力の限界を迎えた三男坊が


「帰ろう」


というまで滑り倒した。



滑り疲れてジュースを飲む三男坊の図。



帰りの道中、三男坊が


「あー、楽しかった」


と気を利かせて？言ってくれたんで良かった。


あと


「お父さんのボード　みんなが見てたで」


と言ってきた。




「イカすからな」


と返事をすると


「絶対に違うわ（ﾎﾞｿｯ」


と言いやがった。


めちゃめちゃカッコ良いのに…。






さてさて、次の休みは来月半ばの一回のみ。


せめてもう一回雪山に連れて来てあげたい。

いい鯖が手に入った。今晩食いにこい。


友人からそんな内容のメールがきた。


ここ２週間ぶっ続けで仕事をしている。


次の休みはまだまだ先だ。


しかも次の日は早出ときてる。


どうしようか迷ったが、久々の事だったのでお邪魔することにした。


２０時に仕事が終わり、臭い靴下だけを履き替え　お土産のビールを持って友人宅へ。




友人宅では　ボク以外に　もう１人同級生が来てた。


オッサン二人で手際よく料理を作っている。


料理が出来ないボクからすると、男二人がｷｬｯｷｬｳﾌﾌと料理をしてる様は


少々気色悪い。


一応　「お前らホモか」と褒め言葉をかけ、料理が出来上がるのをひとり待つ。


待つこと10分程度で刺身と鍋が完成した。



とりあえずビールで乾杯。（内１名ウーロン茶）


料理が美味くて酒がすすむ。





サバうめぇぇぇぇぇぇ！


ビールの空き缶がどんどん増える。


途中から手作り梅酒も登場し更にテンションがあがる。





良い感じで酔いもまわり、話に花が咲く。


こんなにゆっくり飲むの久しぶり(*´Д｀*)





泊付き温泉宴会を計画してる時に、ふいにウーロン茶野郎が叫んだ。


「うおっ、ヤベぇ！」


何事かと問うと　時計を見ろという。


スマホの画面を見てみる。


え？


2：30分・・・。


楽しい時間はあっという間に過ぎるというが、過ぎるにも程がある。


もしかしたら異次元に迷い込んでたのかもしれない。


それぐらいビックリした。




片付けもそこそこに友人に礼を言い、ウーロンの軽トラに乗って家に送ってもらった。


家に着き、急いでシャワーを浴びて部屋に戻ると３時を過ぎていた。


おお、３時間しか寝れねぇ・・・。


若い頃ならまだしも、四十路にはキツい。


次の日見事に死ねた。





まぁ楽しかったからたまにはいいか。


今度から時計はこまめに確認しよう・・・。

左耳のど真ん中にしこりができていた。


指で触った感じでは、パチンコ玉より少し小さいくらいか。


目視でもはっきりわかるレベル。


しかも硬い。





実は昨年末から、左耳を下にして寝ると鈍い痛みがあった。


しこりには気付かなかったし、痛み自体は大したことないので放置してた。


それから一月とちょっと・・・。


ここまで成長してるのに気付かなかったのは　我ながら鈍すぎる。




なんかちょっと怖いので、ネットで調べる。


YAHOO知恵袋で同じ症状のやつ発見。


以下、回答のコピペ。

腫瘍の塊なのかもしれません。
早急に診察と治療（処置）されることを切にお勧め致します。良性とは限りませんので。
無論、一日だけの診察などで済まないでしょうし、入院しての検査や治療もしくは、手術による治療の可能性も。



・・・・。


エラいこっちゃ！


すぐさま耳鼻科に行く。


ちなみに近所には耳鼻科は一軒だけ。


しかも先生が台湾人ときた。


腕の良し悪しとかそんなことは全くわからん。


そこしかないのでソコに行った。




病院に着くと客はボクだけ。


すぐさまお呼びがかかり診察室に入る。


「今日はドシタ？」


オゥ、見事にベタなカタコト・・・。


症状を告げ、耳を見せる。


暫く患部を見つめていた先生が口を開く。


「ン～、コレはアレね・・・柔道ノ人と一緒」


・・・え？


「柔道シてル人、耳大きイ人タクサンね」


もしかして・・・


ギョーザ耳の事をいってるのか？




その後ベッドに寝かされる。


「チョット痛いヨ、ガマンでキる？」


と言ってきたのでガマンする旨を伝える。


すると先生はおもむろに幹部に針を刺した。


で、その針をグリグリする。


「イタイネー、イタイネー」といいながらグリグリする。


満足できる穴が開いたのか針のグリグリが納まった。


次はしこりを両サイドから親指でギュ～っと押しだした。


あがががが、クソ痛ぇ・・・



針も大概痛かったが、コレはその数倍痛い。



相変わらず先生は


「イタイネー、イタイネー」


と言っている。


オマエはソレしか言えんのか！


と思ってると、力を緩めた先生がボソリと


「アー、手遅れネ」


と呟いた。


患者に言ってはいけない医者のセリフTOP10


に間違いなくノミネートされてる言葉をさらりと言ってのけた。



狼狽するボクを尻目に先生の説明が始まる。



が、半分くらい理解できなかった。



頭を傾げていると、横に居た看護師が通訳してくれた。


・傷口からバイ菌がはいり炎症を起こした。


・放置しすぎて炎症を起こしてた部分が固くなった。


・穴をあけてフルパワーで絞ったが、あんまり中身が出てこなかった。


・２ｃｍくらい切って、中身出して縫ったら元に戻る。


・でも、そこまでしなくてもいいでしょ？


って事だった。


YAHOO知恵袋の事もあり、先生に


「癌じゃないですよね？」


と聞いてみた。


すると


「そンなトコロに癌デキナイヨー」


「耳は軟骨ネ。ソコ癌できナイ」


マジか？ホンマやろな。


若干信用ならなかったが、穴が開いてる部分にテープを貼ってもらい診察終了。



その日　一日、耳の疼きが止まらんかった。


とりあえず経過観察して、デカくなりそうだったら別の病院に行こう・・・。